和田大使兼総領事離任挨拶

2021/8/11
離任のご挨拶
 
 この度、在香港日本国総領事館での勤務を終えて、帰国すべき旨の命を受け、8月中旬に香港を離れることになりました。2018年11月から約2年9か月、大変お世話になりました。在任中は、香港において様々な変化があり、また、新型コロナ感染症の拡大のため、総領事館の活動にも一部影響がありましたが、この間、皆様から様々なご意見、ご指導をいただきながら、館員一同勤めて参りました。皆様からのご支援に心より御礼申し上げます。
 
 着任時のご挨拶でも述べさせていただきましたが、1984年に中文大学において中国語を学ぶため香港を訪れたのが、私にとって初めての海外経験でした。思い出深い香港に戻り、そこで総領事として勤務させていただき、多くの方々とお会いできたことを大変光栄に思っております。
 
 香港は、日本にとって緊密な経済関係及び人的交流を有する極めて重要なパートナーです。現在の日港関係は、各組織や団体、個人間における友情と信頼をもって築き上げられたものであり、日本にとっては貴重な資産です。また、香港社会には、日本の文化、日本語、食、グッズ等があふれており、日本の物を見ない日はありません。日本のファンでいて下さる香港の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 マカオについては、新型コロナの影響により、2019年12月に訪れたのが最後の機会となってしまい、大変心残りです。マカオの在留邦人の皆様におかれましては、長きに亘り当館による領事出張サービスを行うことができず、ご不便をおかけしており、申し訳ございません。香港・マカオ間の往来が一日も早く再開することを切に願っております。
 
 着任以来、「敷居が低い」ではなく、「敷居がない」総領事館を目指して尽力して参りましたが、至らない点も多々あったかと存じます。今後もお気づきの点、ご要望等がございましたら、いつでも総領事館にお気軽にご連絡いただきますようお願い申し上げます。私の後任として、岡田健一総領事(前在シカゴ総領事)が着任予定ですので、岡田総領事の下での総領事館の活動を引き続きご支援いただければ幸いです。
 
 最後に、皆様の末永きご健勝を祈念いたしまして、 離任のご挨拶とさせていただきます。
 
2021年8月
在香港日本国総領事館大使兼総領事
和田 充広