新型コロナ(その73:香港政府の防疫措置等に関する5つのお知らせ)

2020/11/12
新型コロナ(その73:香港政府の防疫措置等に関する5つのお知らせ)
 
(1)現行の防疫措置の延長、(2)香港入境後のホテルに於ける検疫措置、(3)広東省・マカオから入境する香港居民の検疫免除、(4)香港での感染情報通知アプリの利用開始、(5)日本・香港間の出入境時の検疫措置に関する【よくある質問】について、以下のとおりお知らせします。
 
1 現行の防疫措置の延長
 11日、香港政府は、11月12日(木)に期限を迎える実施中の以下の防疫措置を11月19日(木)まで延長することを発表しました。
(1)レストランや酒類提供場所等の飲食業における防疫措置(レストラン等飲食店内における夜間の飲食時間制限は午前2時まで、1テーブルの利用制限等)
(2)特定施設の営業に関する防疫措置(ゲームセンターや浴場、ジム、遊技場等の特定施設は、個別の防疫規定に従い営業及び利用が可能)
(3)公共の場での4人までの集団制限
(4)公共の場所でのマスク着用義務
 
【香港政府プレスリリース】
https://www.info.gov.hk/gia/general/202011/11/P2020111100658.htm
 
2 香港入境後のホテルに於ける検疫措置
 4日付領事メール(その72)で、この13日(金)から香港入境後にホテルで強制検疫措置が開始される旨ご案内したところ、当館の照会に対する香港政府衛生署の説明を以下のとおりお知らせします。更なる詳細については、宿泊先等にお問い合わせください。
(1)入境後の隔離場所は、世帯・単身に拘わらずホテル(ホテルライセンスのあるサービスアパートメント含む)でなければならず、ホテルライセンスのないホステル、ゲストハウス、サービスアパートメント、Airbnbは認められない。また、ホテル側が受け入れ可能である必要がある。
(2)入境後の隔離場所は、ホテルライセンスのあるホテルであり、且つホテル側が受け入れ可能であれば、自宅としているホテルであっても可能である。その場合、衛生署等に呈示する予約確認書に代わる資料として、契約書又は別途ホテル側が作成した証明書が必要である(定型書式はないが、隔離該当者の氏名や宿泊期間の記載等が必要)。
 
【香港政府プレスリリース】
https://sc.isd.gov.hk/TuniS/www.info.gov.hk/gia/general/202011/11/P2020111100598.htm
【4日付当館領事メール:新型コロナ(その72:香港入境時の防疫措置の強化)】
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_2020_72.html
 
3 広東省・マカオから入境する香港居民の検疫免除
 11日、香港政府は、この23日(月)から【回港易スキーム-広東省及びマカオから入境する香港居民への検疫免除計画(Return2HK)】を以下のとおり実施する旨発表しました。
(1)香港居民であり、且つ過去14日以内に香港、広東省、マカオ以外の滞在歴がない場合には、香港入境時の検疫を免除。
(2)本計画の実施当初は、深圳湾出入境ポイントからの入境者数を1日3,000人、港珠澳大橋出入境ポイントからの入境者数を1日2,000人に制限。
(3)本計画の利用を希望する香港居民はオンラインで申請。第1期申請受付期間は11月18日から21日まで。
(4)申請を受理された香港居民は、広東省又はマカオにある香港政府承認の医療機関で核酸検査を受け陰性証明を取得。検体採取は香港入境日及びその前3日以内に実施。
(5)入境者は、入境前にウイルス検査の陰性結果を広東省健康コード又はマカオ健康コードに転送し、その他の必要情報を入力して健康申請を完成。その後、緑色QRコードが発行され、香港入境後の14日間の強制検疫が免除となる。
 
【回港易スキームホームページ】
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/return2hk-scheme.html
【香港政府プレスリリース】
https://www.info.gov.hk/gia/general/202011/11/P2020111100640.htm
【広東省所在の香港政府承認医療/検査機関】
http://www.coronavirus.gov.hk/pdf/List_of_recognised_laboratories_GD.pdf
【マカオ所在の香港政府承認医療/検査機関】
http://www.coronavirus.gov.hk/pdf/List_of_recognised_laboratories_MO.pdf.
 
4 香港での感染情報通知アプリの利用開始
 11日、香港政府は、この16日(月)から市民に対して感染者発生場所を通知するモバイルアプリ【安心出行(Leave Home Safe)】の利用を開始する旨発表しました。
(1)現在6,000カ所の施設がこのシステムへの支援を表明。また18,000台のタクシーでアプリの使用が可能となる。
(2)利用者は、訪問先でQRコードをスキャンして訪問の場所・日時を、退去時に退去ボタンを押して退去日時をアプリに記録。タクシー内のドア内側にも同様のQRコードが掲示される。
(3)過去の訪問先で感染者が発生した場合には利用者に通知。
(4)データは全て携帯内部にのみ保存され、政府には共有されない。データは31日後に自動的に消去。
 
【安心出行(Leave Home Safe)ホームページ】
http://www.leavehomesafe.gov.hk
【香港政府プレスリリース】
https://www.info.gov.hk/gia/general/202011/11/P2020111100367.htm
 
5 (参考)日本・香港間の出入境時の検疫措置に関する【よくある質問】
 皆さまから当館に寄せられるお問い合わせの中で特に頻度の多い以下の2つの質問について、現時点の措置内容は以下のとおりです。
 
(質問1)帰国後14日を経ずに日本を出国することは可能か。
(回答1)帰国後14日を経ずに出国することは可能。ただし、帰国中は自宅等での14日間の待機や公共交通機関の不使用が要請されている。
【厚生労働省ホームページ 水際対策の抜本的強化に関するQ&Aの2問5】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q2-5
 
(質問2)日本から香港に入境する前にPCR検査証明を取得する必要はあるか。
(回答2)取得する必要はない。
 
 
(参考:香港・マカオの現在の主な措置は以下のとおりです。ただし、各措置の期限は今後の状況によって変更される可能性があります。)
○防疫関係
1  レストラン等飲食店:午前2時~午前5時の店内飲食禁止。1卓6名まで(バー、ナイトクラブは4名まで)。【~11月19日(木)】
2  ゲームセンター、浴場、ジム、ボーリングやビリヤード等のアミューズメント施設、映画館等のエンターテイメント施設、パーティルーム、エステ・ネイルサロン等、クラブハウス、ナイトクラブ等、カラオケ、麻雀、スポーツ施設、プール:条件付きで営業【~11月19日(木)】
3  マスク着用義務:屋内外公共場所、交通機関【~11月19日(木)】
4  集団制限:公共の場所で4人まで【~11月19日(木)】
 
○出入境関係
1 海外から香港へ入境:香港居民(香港IDもしくは査証保有者)のみ入境可。ただし、入境後14日間の強制検疫。【~12/31(木)】
2 中国本土、マカオ、台湾から香港への入境:香港居民、非香港居民ともに入境可。ただし、入境後14日間の強制検疫。なお、11月23日からは、香港居民であり、且つ過去14日以内に香港、広東省、マカオ以外の滞在歴がなく、事前の申請や核酸検査陰性証明の取得等の手続きを実施した場合は、入境後14日間の強制検疫免除。【~12/31(木)】
3 マカオへの入境:マカオ居民(マカオID所持者のみ)、事前に免除許可を得た上で、連続して14日以上中国本土に滞在した後中国本土からマカオに入境するブルーカード保持者等の外国人(12月1日から)及び香港永久ID保持者のみ入境可。ただし、入境後14日間の医学観察と事前の核酸検査陰性証明の取得が必要。【無期限】
4 香港国際空港は、同一航空券での搭乗に限りトランジット可。ただし、中国本土行きのトランジットは不可。マカオ国際空港はトランジットサービス停止。【無期限】