新型コロナ(194:【香港情報】 ワクチン域外接種者及び域外でコロナに感染した者)

令和4年5月11日
新型コロナ(194:【香港情報】 ワクチン域外接種者及び域外でコロナに感染した者)
 
 5月4日(水)、香港政府は、海外からの入境者用臨時ワクチンパス及び香港域外において発行された新型コロナウイルス感染症回復記録の申告について発表しました。
 
1 臨時ワクチンパスの取得方法
 香港への入境は、ワクチン完全接種済み(※)が条件となりますが、入境者が5月31日(火)に開始予定のワクチンパスの第3段階においても指定施設に入場できるように、臨時ワクチンパスが発行されます。
(1)5月5日(木)以降、義務的検疫の対象者となる入境者に対し、香港入境時(陸路及び空路)に義務的検疫指示書とともに、ワクチン接種証明書のQRコード及び臨時ワクチンパスが発行されます。
(2)5月5日(木)より前に、香港に入境した方は、義務的検疫を終了後、指定郵便局(18カ所)において申請書を記入の上、身分証明書の原本及び義務的検疫指示書を提示し、臨時ワクチンパスを入手することができます。
(3)Return2hkまたはCome2hkスキームを利用し、中国本土またはマカオから5月1日(日)以降に入境し、義務的検疫の対象者とならない方は、5月5日(木)以降、指定郵便局において、身分証明書の原本及びReturn2hkまたはCome2hkスキームの健康申告QRコードを提示し、臨時ワクチンパスを入手することができます。
(4)18歳未満または障害を持つ方は、代理人を通じて申請することができます。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
www.covidvaccine.gov.hk/pdf/nonlocalvaccFAQs_ENG.pdf
(5)臨時ワクチンパスは、入境日から180日間有効です。それ以降は、ワクチンの追加接種が必要となります。 
(6)臨時ワクチンパスをLeave Home Safeアプリにて表示するため、同アプリの最新バージョン(3.2.3)をダウンロードしてください。
※当館注:ワクチン完全接種者とは、ワクチン接種を定められた回数終え、かつ最終接種日から 14 日間経過した者を指します。必要な接種回数については、下記リストを御参照ください。
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/list_of_recognised_covid19_vaccines.pdf
 
2 香港域外の新型コロナウイルス感染症回復記録の申告方法
 香港域外で新型コロナウイルスに感染し回復した方も、ワクチンパスが利用できるように、5月5日(木)以降、回復記録の申告が可能となります。
(1)既に香港に滞在されている方は、5月5日(木)以降、指定郵便局(18カ所)において、身分証明書の原本及び該当する国・地域の医療機関が発行した感染又は回復記録を提示し、申告することができ、その場で回復記録のQRコードが発行されます。
(2)18歳未満または障害を持つ方は、代理人を通じて申請することができます。詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
www.covidvaccine.gov.hk/pdf/nonlocalvaccFAQs_ENG.pdf
(3)回復記録のQRコードは、回復日から180日間有効です。期間中、ワクチン接種証明書の代わりに回復記録のQRコードをワクチンパスの指定施設に入場する際、提示できます。同QRコードは、Leave Home Safeアプリに保存可能です。
(4)香港域外で発行されたワクチン接種証明書も同時に申告した場合、回復記録も盛り込まれたワクチン接種記録のQRコードが発行されます。香港のワクチン接種証明書を所持している場合、iAM SmartまたはeHealthの携帯アプリを通じ、回復記録も盛り込まれたワクチン接種記録のQRコードをダウンロード可能です。
 
(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202205/05/P2022050500004.htm