新型コロナウイルス感染症Q&A
令和3年5月11日
問1 マカオでの新型コロナウイルス感染症の感染状況はどこで確認できますか?
○マカオ政府の特設ウェブサイト“抗疫専頁”では,マカオにおける新型コロナウイルス感染症の感染状況や同政府の取組等がまとめられています。
(抗疫専頁:特設ウェブサイト(英,中,葡))
https://www.ssm.gov.mo/apps1/PreventCOVID-19/ch.aspx#clg17458
問2 日本,中国本土,あるいはその他の国・地域からマカオに入境することは制限されていますか?
〇外国人(中国本土,香港,台湾居民を除く)に対する入境規制は以下のとおりです。
外国人が入境できるのは、マカオ入境前に中国本土に21日間滞在し、かつ家族が居住するなどマカオと密接な関係がある上で、衛生局の許可を経た場合のみです。
〇マカオ居民に対する入境規制は以下のとおりです。
・過去21日以内に外国に滞在歴がある場合は、搭乗前72時間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後21日間の医学観察及び7日間の自己健康管理があります。
・過去28日以内にインド、パキスタン、フィリピン、ネパール、ブラジルに滞在歴がある場合は、72時間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後に28日間の医学観察があります。
・過去14日間中国本土に滞在し、かつ過去21日以内に香港及び外国に滞在歴がない場合は、7日間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後14日間の医学観察及び14日間の自己健康管理があります。
・過去14日以内に台湾に滞在歴があり、かつ過去21日以内に香港及び外国に滞在歴がない場合は、7日間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後14日間の医学観察があります。
・過去14日以内に香港に滞在歴がある場合は、24時間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後に14日間の医学観察があります。
〇中国本土,香港,台湾居民に対する入境規制は以下のとおりです。
・過去21日以内に外国への滞在歴のある場合,入境が禁止されています。
・過去14日間中国本土に滞在し、かつ過去21日以内に香港及び外国に滞在歴がない場合は、7日間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後14日間の医学観察及び14日間の自己健康管理があります。
・過去14日以内に台湾に滞在歴があり、かつ過去14日以内に香港、または21日以内に外国に滞在歴がない場合は、7日間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後14日間の医学観察があります。
・過去14日以内に香港に滞在歴がある場合は、24時間以内のPCR検査陰性証明が必要で、かつ入境後に14日間の医学観察があります。
なお,ここでいう「香港居民」とは,香港永久居民ID所持者のみを指すのでご注意下さい。
(外国人に対する入境規制)
https://www.ssm.gov.mo/apps1/gcs/newmsar/ch/foreigner
(マカオ居民に対する入境規制)
https://www.ssm.gov.mo/apps1/gcs/newmsar/ch/macau
(中国本土,香港,台湾居民に対する入境規制)
https://www.ssm.gov.mo/apps1/gcs/newmsar/ch/chhktw
問3 マカオから日本に帰国したいと考えていますが,何か制限はありますか?
○現在マカオから日本行きのフライトはありません。陸路で香港に入り、香港から帰国するルートはあります。但しその場合、香港で14日間の強制検疫があります。
○日本側の制限は問2-9をご参照ください。
○なお、マカオ政府は、日本を含む全世界について「第二級旅遊警告」(3段階中の2番目で、マカオ居民に対し、不要不急の渡航の再考を求める)を発出しています。
問4 マカオ‐日本間の航空便の状況はどうなっていますか?
○現在マカオから日本行きのフライトはありません。陸路で香港に入り、香港から帰国するルートはあります。但しその場合、香港で14日間の強制検疫があります。
○マカオ発着の航空便の最新状況は、以下のマカオ空港やマカオ航空のウェブサイトが参考になります。
(マカオ空港)
https://www.macau-airport.com/en
問5 マカオから香港に移動したいと考えていますが,何か制限はありますか?
○マカオに14日以上滞在していれば、マカオから香港への入境は国籍を問わず可能です。但し、一部検疫免除者を除いて香港で14日間の強制検疫があります。
〇香港居民は「回港易スキーム(Return2HK)」を利用すれば、香港入境時の14日間の強制検疫を免除されます。
(回港易スキーム(Return2HK))
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/return2hk-scheme.html
○マカオから香港への移動手段は、現在フェリーが運航を停止しているところ、港珠澳大橋を通るシャトルバス(金バス)のみ利用可能です。
(港珠澳大橋シャトルバス)
https://www.hzmbus.com/
問6 マカオ政府は,新型コロナウイルス感染症に関し上記以外にどのような措置をとっていますか?
○現在,マカオ政府がとっている主な措置は以下のとおりです。
・バス・タクシーなど公共交通機関搭乗時のマスク着用の義務付け。
・カジノ等の娯楽施設、またホテル他の特定施設への入場時にはマカオ健康コード(緑色)の提示を義務付け。
問7 マカオに日本語対応の病院はありますか?
○当地公立病院である仁伯爵綜合醫院(Centro Hospitalar Conde de São Januário)には無料の日本語通訳サービスがあります。
(仁伯爵綜合醫院ウェブサイト)
https://www.gov.mo/zh-hant/apm-entity-page/gov-department-institutions-of-the-msar/apm-550/apm-552/apm-561/
問8 マカオの病院に行ったら隔離されるのでしょうか?
○(仁伯爵綜合醫院の場合)新型コロナウイルスに感染の疑いが認められると,感染症の検査結果が出るまで特別急診室に隔離され,陽性となれば隔離治療されます。
問9 マカオのワクチン接種の状況はどうなっていますか?
マカオ政府はワクチン接種の状況について、以下のとおり発表しています。
なお、予防接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、これらの政府ホームページ等による最新情報を確認いただくようお願いします。また新たな情報が得られ次第、随時お知らせいたします。
○ワクチン調達状況
・シノファーム製ワクチン、復星医薬/BioNTech製ワクチン(コミナティ)、アストラゼネカ製ワクチンを併せて計150万回分を調達する予定です。
・シノファーム製ワクチン、コミナティの一部を調達済みです。
・アストラゼネカ製ワクチンの調達は当面の間見合わせます。
○ワクチン接種のスケジュール
・2月9日に優先グループへの接種を開始しました。
(1) 第一優先グループ:前線で勤務する医療スタッフ、コントロールポイントの職員、消防、警察、税関。
(2) 第二優先グループ:感染リスクの高い職業であるコールドチェーン従事者、福祉業務従事者、教職員、交通機関職員、旅行業界・カジノ従業員など。
(3) 第三優先グループ:感染リスクの高い国・地域に渡航する者
・2月22日に全マカオ居民への接種を開始しました。
・3月10日に外地雇用者への接種を開始しました。
○副反応への補償
・民間の保険会社を通じてワクチンの副作用に対する補償を行います。一人あたりの最高額は100万ドル、70歳以上は半額、補償期間は接種後90日間です。
○ワクチン接種情報サイト
ワクチン情報や予約方法は下記ウェブサイトでご確認下さい。
https://www.ssm.gov.mo/apps1/covid19vaccine/ch.aspx#clg18772
(ワクチン接種情報ウェブサイト)