過去のお知らせ(2005)
平成29年12月7日
2005年11月18日
羅湖(Lo Wu)及び落馬洲(Lok Ma Chau)からの入境者への体温検査の実施
1.今般、中国国内で鳥インフルエンザウィルスの人への感染が初めて確認されました。これを受けて香港特別行政府は、11月18日より、羅湖及び落馬洲からの入境者に対し、体温検査(赤外線体温検査機によるチェックで、空港と同様のもの)を実施する旨発表しました。
また、今後、文錦渡(Man Kam To)、China Ferry Terminal(Tsim Sha Tsui)、Hong Kong-Macau Ferry Terminal(上環)、Hung Hom(ホンハム)Train Stationなどでも順次実施する予定としています。
2.皆様におかれましては、これまでと同様に日常生活での予防、(イ)手洗い(石けんを使う)、うがいの励行、(ロ)生きた鳥(家禽類)に直接触れることは避ける、(ハ)家禽類やその卵を食べるときは十分調理する、(ニ)健康、体調の維持(十分な休息、ストレスをためないなど)を心掛けていただくようお願いします。
3.関連情報は、次の各ホームページで入手できます。
○香港衛生防護センター:http://www.chp.gov.hk
○日本感染症情報センター:http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○外務省海外安全ホームページ(感染症関連情報ページ):http://www.anzen.mofa.go.jp/sars/sars.html
○香港内で日本語対応可能な病院・クリニックは、当館ホームページの「緊急時電話番号リスト」に「医療関係の連絡先」として掲載されています。
なお、各国・地域への渡航情報は、外務省の海外安全ホームページで確認できます。
<お問い合わせ先>
在香港日本国総領事館 領事部・邦人支援班
電話:2522-1184 内線352
E-mail:cgoj003@cgoj.org.hk

2005年11月1日
香港特別行政区の鳥インフルエンザ対応について
10月31日、香港特別行政区周一嶽・衛生福祉食物局長官より、鳥インフルエンザ対策について、次の通り説明がありましたので、邦人の皆様にお知らせします。
1.「鳥インフルエンザ(H5N1型)」は、世界的に拡がりを見せていますが、香港においては未だ発症はなく、現状では極めて安全であると言える。しかしながら、「鳥インフルエンザ」が将来、香港に於いて発生することも完全には否定できないことから、香港特別行政区としては、次の三つの段階に応じた対応を取ることとしている。
(1) 警戒対応段階(Alert Response Level)
*衛生福祉食物局常任秘書が対応。流行の流入を防ぐ、また、入手した情報を速やかに一般市民へ伝える。
(2) 厳重対応段階(Serious Response Level)
*衛生福祉食物局長官が対応。発症した場合、ウィルスを確定しウィルスを拡散させないよう措置を取る(鳥インフルエンザ薬(タミフル)35万人分を用意、また、指定病院への隔離など)。
(3) 緊急対応段階(Emergency Response Level)
*行政長官指導の下、マスクの使用、旅行規制、イベント中止、学校休校など全ての措置を行う。
2.香港特別行政区では、既にWHOはじめ、世界各地(隣国を含め)と情報交換を行うなど連携を取っている。また、鳥インフルエンザ対策を迅速かつ適切に実施(薬、病院の手当)する用意はできている。
また、アドバイスとして、一人一人がまず危険性を認識し、自分自身の健康状態に留意すること、そのために個人でもできる次の予防対策をしっかりすることが大切である。
(1) 手洗い(石けんを使う)の励行(目、口、鼻など触れる前には必ず手を洗う)
(2) 健康、体調の維持(適度な運動、十分な休息、ストレスをためない、タバコを避ける)
(3) 生きた鳥に直接触れることは避ける。
(4) 家禽類やその卵を食べるときは十分調理する。
なお、総領事館としては引き続き香港特別行政区と緊密に連携を取り、在留邦人の皆様に対して適時、適切に情報、対応策をお伝えするようにしていきたいと思っています。
関連情報は、次の各ホームページで入手できます。
○香港衛生防護センター:http://www.chp.gov.hk
○日本感染症情報センター:http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
香港内で日本語対応可能な病院・クリニックは、当館ホームページの「緊急時電話番号リスト」(https://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/docs/contact_list.pdf)に掲載された「医療関係連絡先」で情報入手できます。また、日本語医療相談が行えるところもございますので、下記の総領事館連絡先にお問い合わせ下さい。
各国・地域への渡航情報は、外務省の海外安全ホームページ(https://www.mofa.go.jp/anzen/)にて確認できますので、ご覧下さい。
<お問い合わせ先>
在香港日本国総領事館 領事部・邦人支援班
電話:2522-1184 内線352
E-mail:cgoj003@cgoj.org.hk