過去のお知らせ(2007)

2017/12/8


2007年12月28日
在香港日本国総領事館
―総領事館からのお知らせ―
(香港ランタオ島における鳥インフルエンザ・ウィルスの検出)

 
1.12月19日、当館より香港内で死亡したアオサギからの鳥インフルエンザ・ウイルスの検出についてお知らせいたしましたが、今度は香港ランタオ島で発見された野生のタカの一種の死骸からH5N1型ウイルスが検出されました。

本件に関する香港政府による発表の概要は以下の通りです。
 
(1)21日、香港政府漁業自然護理署スポークスマンは、17日に香港ランタオ島(Lantau Island)で発見された野生タカの一種(Common Buzzard)の死骸から、H5N1型ウイルスが検出されたと発表しました。Common Buzzardは香港に頻繁に飛来する冬期の渡り鳥です。
(注)19日、同スポークスマンは、17日に死骸が回収されたCommon BuzzardがH5鳥インフルエンザウイルスに感染していた可能性が高い旨の発表を行っていました。
 
(2)同スポークスマンは、香港市民に対して健康に留意するとともに、「野生の鳥や生きた家禽への接触を避け、接触した場合には手を完全に消毒するよう」呼びかけを行いました。
 
2.邦人の皆様におかれては日頃から次の事項に注意して下さい。
・鳥インフルエンザ発生地に入らない
・死んでいる野鳥などには近寄らない
・生きた鳥を扱う市場や農家などには近づかない
・鶏肉は加熱調理する (自分では捌かない)
・鶏卵は良く洗い、加熱調理する
・うがい・手洗いの励行
・人混みを避ける
・不摂生をしない(抵抗力を弱めない)
・保湿を行う(N95規格以外のマスクも有用)
・インフルエンザワクチンの接種を受ける
 
 鳥インフルエンザに関する情報は当館ホームページで随時お知らせしておりますので、 (https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/)を御参照ください。
 

 
2007年12月19日
在香港日本国総領事館
― 総領事館からのお知らせ ―
(香港における鳥インフルエンザ・ウィルスの検出)

 
1.先日中国(江蘇省)における鳥インフルエンザのヒト感染についてお知らせ(12月14日)いたしましたが、香港内で死亡した野鳥からH5N1型ウイルスが検出されました。本件に関する香港政府による発表の概要は以下の通りです。
 
13日夜、香港政府漁農自然護理署スポークスマンは、落馬州(Lok Ma Chou。注:シンセンに隣接した地域)で死亡したアオサギ(grey heron)からH5N1型ウイルスが検出された旨の発表が行われました。

(1)5日に落馬州の湿地帯で捕獲されたアオサギが翌日死亡し、検査の結果、H5N1型ウイルスが検出された。(アオサギは冬期に香港に飛来する渡り鳥の一種)。
(2)予防措置として、米埔自然保護区を13日から21日間、閉鎖する。
(3)今回捕獲された地点より半径3キロ内には養鶏場はない。
(4)漁農自然護理署は、今回の事案の発生に鑑み、家禽業者に対し鳥インフルエンザ対策を強化し、安全措置をとるよう指示する他、ペット取り扱い業者等に注意喚起を行う。食物環境衛生署、衛生署、香港海関もそれぞれ措置をとる。
 
2.邦人の皆様におかれては日頃から次の事項に注意して下さい。
・鳥インフルエンザ発生地に入らない
・死んでいる野鳥などには近寄らない
・生きた鳥を扱う市場や農家などには近づかない
・鶏肉は加熱調理する (自分では捌かない)
・鶏卵は良く洗い、加熱調理する
・うがい・手洗いの励行
・人混みを避ける
・不摂生をしない(抵抗力を弱めない)
・保湿を行う(N95規格以外のマスクも有用)
・インフルエンザワクチンの接種を受ける
 
鳥インフルエンザに関する情報は当館ホームページで随時お知らせしておりますので、(https://www.hk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/)御参照ください。

 

 
2007年12月14日
在香港日本国総領事館
総領事館からのお知らせ(中国・江蘇省における鳥インフルエンザのヒト感染の発生について)

1.江蘇省南京市において、最近、相次いで2例の高病原性鳥インフルエンザのヒトへの感染病例が発生しました。本感染により、中国国内で確認された鳥インフルエンザ感染者数は27人で、そのうち17人の死亡が報告されています。

2.今回の事例の感染源については、現在、調査中であり、断定したことはいえませんが、結果的に中国国内では初となるヒトからヒトへの感染事例になる可能性は排除できません。(全世界では、インドネシア、ベトナム、カンボジアにおいて、限定的なヒト-ヒト感染の報告事例があります。)一方で、本件が家族内等の密接な接触者への感染にとどまれば、現在のフェーズ3の状態が直ちにフェーズ4の状態になることはないものの、引き続き情報収集等の注意を要します。

(参考:WHOによるフェーズ分類)

○フェーズ3
新しい人感染(複数も可)が見られるが、ヒト-ヒト感染による拡大は見られない、あるいは非常にまれに密接な接触者(例えば家族内)への感染が見られるにとどまる。

○フェーズ4 
限定されたヒト-ヒト感染の小さな集団(クラスター)が見られるが、ヒト-ヒト感染は依然限定的で、ウイルスはヒトへの適合を高めているが、まだ完全に感染伝播力を獲得していない(著しいパンデミックリスクを有していない)と考えられる。
(邦訳出典:「新型インフルエンザ対策行動計画」(平成17年12月、平成19年10月改訂。)鳥インフルエンザ等に関する関係省庁連絡会議)

3.在留邦人の皆様におかれましては、当館ホームページ等の最新の情報に注意いただき、また、日常生活など可能な範囲の予防を十分していただくようお願いいたします。当館では従来より下記の点をお願いしています。

(日常生活上の注意)
・石けんでの手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
・生きた鳥に近寄らない、できるだけ飼育しない、死んでいる野鳥などに触れないこと。
・ウィルスは加熱(70度で5分間)により死滅しますが、冷凍では死滅しないので調理時は十分な加熱をし、卵や調理道具は十分洗浄すること。
・発生地域へ旅行する場合は、特に外務省海外安全ホームページ、感染症情報等を確認する等十分な注意を払うこと。
・食料、飲料水等の備蓄を行うこと。
 
4.厚生労働省は12月9日以降、中国(香港を含む。)からの帰国者について以下のとおり空港等における検疫を強化しています。また、検疫の詳細については、厚生労働省に御確認ください。
(1)サーモグラフィー(熱感知装置)等により、インフルエンザ様症状の者(38℃以上の発熱及び急性呼吸器症状がある者)を確認。
(2)上記(1)で確認されたインフルエンザ様症状の者については、10日以内に、
(イ)鳥インフルエンザ(H5N1)に感染している又は感染している疑いのある鳥と接触したか
(ロ)鳥インフルエンザ(H5N1)に感染している又は感染している疑いのある患者と接触したか
(ハ)中国からの入国者については、江蘇省南京市に滞在していたかを確認。
(3)上記(2)で接触歴又は滞在歴が確認された者については、鳥インフルエンザ(H5N1)に感染しているか検査を実施。
(4)上記(3)で検査中にH5型の鳥インフルエンザが確認された者や、検査の結果、H5N1型鳥インフルエンザに感染していることが確認された者は、治療のための入院措置をとる。
 
(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2902
○外務省安全ホームページ:https://www.mofa.go.jp/anzen
○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)http://www.forth.go.jp
○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○Avian influenza(世界保健機関(WHO))
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/
 

 
 
2007年11月7日
在香港日本国総領事館
「鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザに関する講演会」(10月24日)の主要点
 
10月24日、日本人倶楽部において、在上海日本国総領事館木村医務官による鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザに関する講演会が行われました。その主要点は次の通りです。
 
 
1.鳥インフルエンザ(中国では禽流感)は、本来は鳥が感染するウィルスによる病気です。それが最近ではヒトの感染例もみられるようになり、2003年11月以後だけで世界中で331名が感染し、その約6割の203名の方が亡くなっています(2007年10月17日現在)。
中国国内では25名の患者が発生し、16名が亡くなっています。
鳥インフルエンザウィルスはA型インフルエンザウィルスに属し、数年から数十年という期間で突然変異を起こし、ヒトからヒトに感染する新型インフルエンザウィルスとなることがあります。人類には抗体(免疫)がなく、そのために全世界的な大流行(パンデミック)を引き起こすことがあります。過去には1918年のスペイン・インフルエンザ、1957年のアジア・インフルエンザ、1968年の香港・インフルエンザなどの流行を引き起こし、全世界で数百万から数千万人の犠牲者を出したことで知られます。近い内にこの突然変異が起こり新型インフルエンザが出現し、再びパンデミックが起きるのでは、と恐れられています。
 
2.パンデミック
「WHO Global Influenza Preparedness Plan(WHO世界インフルエンザ事前対策計画)」では、パンデミックが起こる前からパンデミックがピークを迎えるまでを状況に応じて6つのフェーズに分類して、それぞれの対応等を規定しています。(ヒト-ヒト感染が確認されていない今の状態はステージIIIです。)
ひとたびヒト-ヒト感染する新型インフルエンザウィルスが発生してパンデミック・ステージがIVになった際、ウィルスの局地的押さえ込みに失敗したら、交通機関が発達した現代社会で、しかも免疫のない我々人類の間では世界同時多発で大流行が起こることが予想されます。世界人口の4分の1から半数近くが罹患し、2千万人から5億人が亡くなるのでは、との最悪のシナリオも描かれています。
こうなると世界中のすべての分野でパニックが起こります。あらゆる交通機関がマヒすることで物流が留まり、水・食料・医薬品が手に入らない事態となるかも知れません。また、医療機関は患者の増大と医療従事者自身が罹患することによる労働者の不足とで、機能不全となるかも知れません。
このようなパンデミックがどの程度の期間続くかは不明ですが、その最小限の対策として水や食料品、常備薬、日常消耗品などの備蓄は必要でしょう。持病があって普段から医薬品を服用している人は、その医薬品のストックが必要かも知れません。また、ステージIVとなったら、留学生など一人暮らしの人や小さな子供さんなどは、交通機関がマヒする前の早い段階で帰国することを考えた方が良いかも知れません。
 
3.インフルエンザ・ワクチン接種の薦め
冬を迎えるにあたり、インフルエンザ・ワクチンの接種が薦められます。このワクチンは従来のインフルエンザに対してのもので、新型インフルエンザに対しては効果が期待出来ません。しかし、それまでのインフルエンザに罹った際に
(1)  SARSや鳥(新型)インフルエンザに間違われるおそれがある
(2)  空港などでは体温計測をしていますが、発熱者などは隔離されるおそれがある
(3)  フェーズIV以上では、発熱患者は発熱外来のある医療機関を受診することになりますが、そこで新型インフルエンザに感染する恐れがある
などの理由で、混乱を避ける意味でも接種が薦められます。
 
4.フェーズ毎の対策(感染予防)について
(1)今現在の対策:フェーズIII(注)の段階での鳥インフルエンザに対して
・鳥インフルエンザ発生地に入らない
・死んでいる野鳥などには近寄らない
・鳥インフルエンザ感染の疑い
・生きた鳥を扱う市場や農家などには近づかない
・鶏肉は加熱調理する (自分では捌かない)
・鶏卵は良く洗い、加熱調理する
卵内にもウィルス! (他にサルモネラなどの細菌)
(注)ヒト-ヒト感染はないか、または極めて限定されている。
 
(2)ヒトからヒトへの感染がひろがる:(フェーズIV(注)以降) 感染予防!
・うがい・手洗いの励行
・人混みを避ける
・不摂生をしない(抵抗力を弱めない)
・保湿(N95規格以外のマスクも有用)
・インフルエンザワクチンの接種を受ける
(注)ヒト-ヒト感染が増加しているとの証拠がある。
 

 
2007年10月16日
在香港日本総領事館
 
-総領事館からのお知らせ-
(インフルエンザ予防接種のおすすめ)

 
 現在、中国、インドネシア、ベトナム等各地で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が発生しており、鳥からヒトへの感染例も数多く確認されています。現在までに鳥インフルエンザのヒトからヒトへの感染(新型インフルエンザの発生)は確認されていませんが、これが発生すると世界で爆発的な流行(パンデミック)が起こり、1918年のスペイン風邪(世界で約4000万人が死亡したと言われる)のように、極めて数多くの感染者・死亡者が出ることが懸念されています。
 
 専門家によると、新型インフルエンザ対策の一つとして、通常インフルエンザの予防接種を受けておくことが大変有益である由です。通常インフルエンザ・ワクチン自体が新型インフルエンザに有効なわけではありませんが、新型インフルエンザとの混合感染を防ぐという利点の他に、新型インフルエンザが流行している際に通常インフルエンザに感染すると医療機関に出かけて新型インフルエンザに感染する、あるいは新型インフルエンザを疑われて隔離される等の危険性を回避できることが理由です。
 
 つきましては、新型インフルエンザの発生の如何に関わらず、これから冬に向けて通常インフルエンザ流行の季節に入りますので、是非、早い段階で通常インフルエンザの予防接種を受けられることをお勧めします。なお、予防接種を受けられる際は、体調に考慮する必要等もありますので、医師とよく相談した上で受けられるようにお願いします。
 
 香港で通常インフルエンザの予防接種を受けられる医療機関としては、次のものがあります。予防接種をお受けになる際は時間及び料金をご確認の上行うようにしてください。
 
香港島  
アドベンティスト(港安医院)
3651-8888
40 Stubbs Rd., Wanchai  (HK$330~)
   
カノッサ(嘉諾撤医院)
2522-2181
1 Old Peak Rd.,(HK$450程度)
   
METRO MEDICAL CENTRE
2157-1111
1 Pedder Street, Central,  CENTRAL BLDG 1311(HK$150程度)
   
九龍半島  
バプティスト(浸信会医院)
2339-8888
222 Waterll Rd. (HK$300~500程度)
   
セントテレサ(聖徳肋撤医院)
2200-3434
327 Prince Edward Rd.(HK$300程度)
 
※本内容は、2007年10月16日現在の情報を基に掲載しております。
 

 
2007年10月8日
 
今般、香港日本人倶楽部主催にて在上海日本国総領事館木村博史医務官による「鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ」についての講演が下記の通り行われますのでご案内いたします。
 

「鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザに関する講演会」のお知らせ
 
 現在、中国、インドネシア、ベトナム等各地で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が発生しており、鳥からヒトへの感染例も多く確認されています。現在までに鳥インフルエンザのヒトからヒトへの感染(新型インフルエンザの発生)は確認されていませんが、仮にこれが発生すると世界で爆発的な流行(パンデミック)が起こり、1918年のスペイン風邪(世界で約4000万人が死亡したと言われる)のように、極めて数多くの感染者・死亡者が出ることが懸念されています。

こうした流行が世界的に発生する場合には、ヒト・モノの交通の要路である香港も、感染地域の一つとなる可能性は排除できません。つきましては、香港在住の邦人の皆様方に鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザに関する基礎知識とその対策について知っていただくために、今般、在上海日本国総領事館木村博史医務官による、鳥及び新型インフルエンザについての講演を行うことと致しました。
 
 併せて、当地の海外安全対策連絡協議会座長である岩見武夫日本人倶楽部理事よりSARS流行当時(2003年)の経験談につきお話しして頂く予定です。

 
講演会主題 「鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ」
日時 10月24日(水) 17:00~18:30
場所 日本人倶楽部ラウンジ
講演者 木村博史在上海日本国総領事館医務官
    岩見武夫日本人倶楽部理事(海外安全対策連絡協議会座長)
参加者 100名先着順(会場の都合により)
申込み方法 日本人倶楽部受付(電話2577-3669担当:有川)又はメール(jclub1@jpclub.com.hk)でお申し込みください。
 

 
2007年9月20日
在香港日本国総領事館
 
-総領事館からのお知らせ-
(鳥インフルエンザによる鴨大量死(広東省広州市))

 
1.概況
(1)9月15日、中国政府農業部は、広州市番禺区新造鎮の養鴨場において、9月13日までに9830羽の鴨の大量死が発生したことから、9月14日に、広東省動物疫病予防コントロールセンターにて検査を行ったところ、H5N1型の鳥インフルエンザの感染によるとの疑いがあることが確認され、国家鳥インフルエンザ参考実験室にて確認検査を行っていることを発表しました。
広東省政府では本件を大変重視しており、既に防疫措置を実施し、消毒の徹底、感染拡大の防止、養鴨場の鴨の処理等の対策を実施しています。これまでのところ、疫病の発生は抑制されつつあり、番禺区及び近隣地区において他の家禽の死亡は確認されていません。また、広東省政府では、人への感染を予防するため、疫病予防体制の強化を実施しており、現在までのところ、人への感染は確認されていないこと、及びヒト・ヒト感染事例の発生の証拠は未だ見つかっていないと述べています。
(2)17日、香港政府は、上記の状況を受けて、新造鎮から半径24km以内の全ての農場からの、生きた家禽や鳥、生後間もないひよこ、鶏卵、冷凍及び冷蔵された鳥肉の輸入を、21日間、直ちに停止すると発表しました。また、上記は水鳥の感染であることから、冷凍及び冷蔵された鴨及びがちょうの肉・卵の広東省からの輸入についても、1週間停止すると発表しました。
また、市民に対して、(1)生きた家禽や鳥、死んでいる鳥には触らないこと、(2)もしも生きた家禽や鳥を触った場合には、すぐに液体石鹸と水で十分に手を洗うこと、(3)家禽や卵は十分に調理してから食べること、(4)香港域外に旅行した場合には生きた家禽や鳥に触るのは避けること、(5)感染地域から戻った旅行者でインフルエンザの兆候が見られた場合には、すぐに医師に相談することを要請しています。
2.鳥インフルエンザ予防の為の日常生活上のご注意
香港、マカオ及び中国に滞在・旅行される方におかれては、日常生活上次のようなご注意をお願いします。
(1)石けんでの手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
(2)生きた鳥に近寄らない、できるだけ飼育しない、死んでいる野鳥などに触れないこと。特に、生きた鳥(ニワトリなど)を屠殺・さばく場所のある農産物市場には近寄らない。
(3)ウィルスは加熱(70度で5分間)により死滅するが冷凍では死滅しないので、調理時は十分な加熱をし、卵や調理道具は十分洗浄すること。
(4)できるだけ発生地域への旅行は控え、旅行する場合は特に外務省海外安全ホームページ、感染症情報等を確認すること。
3.インフルエンザを疑う症状が出たら
早期に外国人が多く利用しているような信頼できる病院(アドベンティスト、カノッサ、バプティスト及びセントテレサ等)で受診して下さい。
香港では下記病院が、鳥及び新型インフルエンザに係る指定病院となっており、必要に応じ、初めに受診した病院から転送されることとなっています。
プリンセスマーガレット(マ(王遍に馬)嘉烈医院)
PRINCESS MARGARET HOSPITAL
住所  2-10 PRINCESS MARGARET HOSPITAL Rd,LAI CHI KOK, Kowloon
電話  2990-1111     Fax  2370-3443

 
2007年3月22日
 
香港における鳥インフルエンザのヒトへの感染(H9N2型)
 
20日夜、香港政府は、香港において9ヶ月の女児が穏やかな種類(mild form)の鳥インフルエンザ(インフルエンザA型ウィルス(H9N2型))に感染していたことが確認されたとして、概要下記の通り発表しました。
 
  •  
 
1.
(1)
4日、九龍半島将軍澳(Tseung Kwan O)に住む9ヶ月の女児が上部呼吸道感染と発熱の症状を起こし、6日、United Christian Hospitalに入院したが、治療の後に回復し、9日、退院した。
 
(2)
女児から標本を採って衛生防護中心公衆衛生研究所で検査していたところ、20日午後、右標本からインフルエンザA型ウィルス(H9N2型)が検出された。本件ウィルスが完全に鳥に起因するものか、遺伝子の配列を更に検査している。
 
(3)
女児は現在Princess Margaret Hospitalに隔離され、監視と治療を受けているが、軽い鼻水の症状はあるものの平熱であり、状態は安定している。
 
(4)
香港においては、1999年に2人の少女から、2003年には1人の少年から、H9N2型ウィルスが確認されている(当館注:全員回復した)。これまでの調査では、女児は最近香港の外に行ってはおらず、また、女児の家族にインフルエンザの症状はない。
 
(5)
今回のケースは孤立したものであるが、感染源について調査を行っており、以前の経験に基づき、特に鳥からヒトへの感染を調査する。鳥や家禽に接触したか、鳥や動物がいる場所に行ったか、病気の人や動物と接触したか調査を行う。
2.
インフルエンザA(H9N2型)は、鳥インフルエンザ・ウィルスであり、長年にわたり鴨や鶏から分離されているが、ヒトへの感染は稀であり、穏やかな病気として発症する。
3.
香港政府衛生局は、本件について、WHO、中国衛生部、マカオと広東の衛生当局に対して通報を行う予定。
4.
(1)
鳥インフルエンザ感染の可能性を最小化するため、生きた家禽への接触を避ける。
 
(2)
生きた家禽を扱った後は、石鹸と水を用いて手を完全に洗う。
 
(3)
インフルエンザに対する身体の良好な抵抗力を作るため、バランスのよい食事を取り、定期的に運動し、十分な休息をとり、タバコを吸わない。
5.
市民は、インフルエンザに関する最新の情報について、衛生防護中心のホームページ(http://www.chp.gov.hk)で入手できる。また、インフルエンザを予防するための情報については、衛生署中央健康教育ホットライン(電話2833-0111)で入手できる。



 
2007年1月8日
 
香港島における鳥インフルエンザ・ウィルスの検出について
 
皆様も既に御承知かもしれませんが、香港政府は、昨日4日、昨年12月31日に香港島の繁華街コーズウェイベイで回収したシマキンパラ(班文鳥)6羽の死骸のうち1羽から、鳥インフルエンザH5型ウィルスが検出されたと公表しました。ただ、H5型ウィルスが検出されたとの右香港政府の発表が、鳥インフルエンザの大流行に結びつく深刻な状況に入ったことを意味するものではありません。寧ろ、H5型ウィルスが検出された、本格的な冬が到来する時期でもあるから、皆様、予防を怠らないで下さい、と言う意味で公表したと言う点に真意があるようです。
 
  •  
 
つきましては、香港政府も市民に注意喚起していますが、次の様な予防策を講じていただくようお勧めいたします。
1.
手洗い(石けんを使う)、うがいなど通常の感染予防対策を励行する。
2.
鶏舎やアヒルなどの鳥を放し飼いにしている場所に近づかない。
3.
生きた鳥、死骸への接触、生きた鳥を扱う市場などに不用意・無警戒に近寄らない。
*発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などインフルエンザと同様の症状が現れた場合は早めに医療機関において受診する。
 
なお、関連情報は、次のホームページに掲載されておりますので、ご覧下さい。
香港衛生防護センター  http://www.chp.gov.hk
 
○連絡先 総領事館 2522-1184(代表)
E-mail: cgoj003@cgoj.org.hk