過去のお知らせ(2011)

平成29年12月29日

 

 

2011年12月21日 在香港日本国総領事館
鳥の死骸からH5N1型のインフルエンザウイルスが検出された事案について
   
  21日、香港政府は、当地におけるH5N1型インフルエンザ(いわゆる「鳥インフルエンザ」)に感染した鳥の死骸を発見したことを受けて、インフルエンザのパンデミックに関する対応計画における対応レベルを1段階引き上げました。本件に関する概要は以下のとおりです。  
 
1. 20日、長沙湾臨時家禽市場でニワトリの死骸を発見し、検査したところH5N1型インフルエンザに感染していることが判明しました。なお、このニワトリは香港の農場から搬入されてきたものか、輸入されたものであるかは、現在のところ判明していません。
   
2. 香港政府は、インフルエンザのパンデミックに関する対応計画における対応レベルを「警戒レベル」 (The alert response level)から「重大レベル」(The serious response level)へ引上げるとともに、 以下の措置を講じると発表しました。
 
長沙湾臨時家禽市場内の約1万7千羽の鳥を処分する。
2011年12月21日から2012年1月12日(予定)まで当該市場を閉鎖する。
香港の養鶏場から生きた鳥の市場への出荷を21日間禁止するとともに、香港内にある全ての養鶏場 について立入り検査を実施する。
生きた鳥や雛の輸入を21日間停止する。
   
 
在留邦人の皆様におかれましては、鳥の死骸を発見した場合は、決して触ったり近づいたりしないように してください。 また、生きた鳥を扱う市場・農家には必要なく近づかないようにしてください。
   
  2011年12月16日 在香港日本国総領事館  
鳥インフルエンザの感染疑い事例について
   
  15日、香港政府は元朗地域で収集した1羽の鳥(ユリカモメ)からH5型インフルエンザウィルスの陽性反応が出た旨発表しました。同日、その鳥に接触した48歳の女性に高熱、嘔吐の症状があり、インフルエンザに感染している疑いも排除できないとして、隔離し引き続き検査を進めていくこととしましたが、16日午後、検査の結果、当該女性は陰性と判定されたため、感染の疑いはない旨香港政府より発表がありました。
   
 
鳥の死骸を発見した場合は、決して触ったり近づいたりしないようにしてください。