黃寶杰(ウォン・ポー・キッ)香港剣道協会会長の旭日双光章受章

令和2年11月3日
黃寶杰(ウォン・ポー・キッ)香港剣道協会会長の旭日双光章受章
 
 11月3日、日本政府は、令和2年秋の外国人叙勲受章者を発表しました。この中で黃寶杰(ウォン・ポー・キッ)香港剣道協会会長は、中華人民共和国(香港)と地域における剣道の発展及び剣道を通じた日本との交流強化に寄与した功績が認められ、旭日双光章を受章されました。
 
・賞賜: 旭日双光章
(The Order of the Rising Sun, Gold and Silver Rays)
・功績概要: 中華人民共和国(香港)と地域における剣道の発展
及び剣道を通じた日本との交流強化に寄与
・氏名: 黃寶杰(ウォン・ポー・キッ)
・主要経歴: 香港剣道協会会長
・住所(国籍): 中国(香港)
  
【参考】
 黃寶杰(ウォン・ポー・キッ)氏は、昭和48年(1973年)に設立間もない香港剣道協会に入会した後、会長に就任した平成10年(1998年)から平成21年(2009年)、及び平成28年(2016年)から現在までの計約15年の期間中に、同協会を大いに発展させ、香港における剣道場数及び剣道人口を大きく増加させることに貢献されました(現在は11支部、約1170名の個人会員)。
  また、黃氏は、香港剣道協会の会長として各種の地域及び国際的な大会を多数主催するなど、協会の組織運営に手腕を発揮され、剣道を通じた日本及び他地域との相互交流も活発に行い、剣道を通じた国際交流に尽力しておられます。
  更に、黃氏は、剣道や日本の精神文化について積極的に発信し、日本のプレゼンス向上や対日理解の促進に大きく貢献されているほか、近年では、居合道の普及にも積極的に取り組むなど、引き続き当地における日本武道普及に尽力しておられます。