蔡 冠深(ジョナサン・クンサン・チョイ)新華集団主席の旭日中綬章
令和4年11月3日
蔡 冠深(ジョナサン・クンサン・チョイ)新華集団主席の旭日中綬章
11月3日、日本政府は令和4年(2022年)秋の外国人叙勲受章者を発表しました。この中で蔡 冠深(ジョナサン・クンサン・チョイ)新華集団主席は、日本と中華人民共和国間の経済交流の促進に寄与した功績が認められ、旭日中綬章を受章されました。
・賞賜: 旭日中綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon)
・功績概要: 日本と中華人民共和国間の経済交流の促進に寄与
・氏名: 蔡 冠深(ジョナサン・クンサン・チョイ)Jonathan Koon-shum CHOI
・主要経歴: 新華集団主席、香港中華総商会会長、元香港日本経済委員会委員長
・住所(国籍): 香港(中華人民共和国)
【参考】
蔡 冠深(ジョナサン・クンサン・チョイ)氏は、新華集団主席として40年間、香港日本経済委員会委員長として6年間、香港中華総商会会長として約8年間、香港中華総商会永遠名誉会長として約10年間、日本と香港の関係発展活動に尽力されてきています。
また、第13期香港地区中国人民政治協商会議全国委員会常務委員や粤港澳大湾区企業家連盟会長を務めるなど、中国政府や香港の政財界からの信任も厚く人脈も豊富であり、こうした功績から、中国政府から「外交友好賞」を受賞した他、香港政府から、大紫荊勲章(香港の最高位の勲章)を受章、日本政府から外務大臣表彰も受賞されています。
また、同氏は日本との関わりも深く、20歳の頃に京都の日本語学校で1年勉強した経験があり、日本文化への愛着も深く、日本を頻繁に来訪するなど親日家としての一面も持たれています。平成30年(2018年)には、東アジアの歴史・文化、教育・研究の交流拠点として「蔡冠深日本文化センター」を九州大学内に建設し、寄付するなど文化面での功績も多大です。民間の立場から長年に亘り日港間協力、日本と香港を含む中国、さらにASEANとの協力を進めてきており、日本の政治家、企業家等とも広く交流し多くの交友関係を構築しています。同氏は、東アジアの隣国である日本と中国は「一衣帯水」の関係であるからこそ、良好な関係であらねばならないとの考えの下、この信念に基づき、日中友好、また、ASEANを含む東アジアにおける友好的な関係促進のための様々な活動に邁進されています。