福島第一原発敷地内の建屋から水漏れについて(2024.2.7)
令和6年2月14日
福島第一原発敷地内の建屋から水漏れについて(2024.2.7)
2月7日、東京電力福島第一原発において、汚染水を浄化する設備を設置している建屋壁面(たてやへきめん)の配管から、法令報告の対象となる水漏れがあったと承知している。
漏洩した水の量は、東京電力において、約5.5立米と保守的に評価されていると聞いているが、漏えい箇所は周辺の土壌に留まっており、近くの排水路やモニタリングポスト等の放射性物質濃度の値に変化はなく、現時点で外部への影響は確認されていないと聞いている。
いずれにせよ、東京電力において引き続き詳細の確認等が行われているものと認識しているが、引き続き、安全確保に万全を期させる。
【参考】
IAEAによる報道発表
https://www.iaea.org/newscenter/pressreleases/japan-informs-iaea-about-incident-at-fukushima-daiichi-nuclear-power-station
東京電力による報道発表
https://www.tepco.co.jp/decommission/information/newsrelease/reference/pdf/2024/1h/rf_20240207_1.pdf